メンズのメガネ
──男性のアイラインは「メガネで補填」する
女性は、目元の印象をアイラインやマスカラ、アイシャドウで自由にコントロールできます。一方、ほとんどの男性はそれができません。だからこそ男性は、メガネを「目元のメイク道具」として使う発想を持つだけで、印象の作り方が一段深くなります。メガネ歴25年のサリーが、メンズのメガネ選びの考え方をまとめます。
なぜ男性こそメガネが効くのか
メイクに抵抗のある男性が多い日本では、目元を整える手段はほぼメガネ一択です。けれど、これはネガティブな話ではありません。メガネ1本で目力・印象・お顔のバランスをまとめて整えられるのだから、むしろ効率がいいのです。
具体的に、メガネがお顔にもたらす効果は以下の通りです。
- 目力の補填:フレームが目の輪郭を縁取り、アイラインを引いたのに近い効果が出る
- 目の形を整える:レンズの形状によって、目の縦横比やバランスを補正できる
- 顔のバランスを整える:顔の中心に置く面積の大きいパーツなので、顔全体の縦横比に効く
- 印象を一瞬で変える:知的・優しげ・男らしい・遊び心がある──フレーム次第で印象が大きく動く
「コンタクトより眼鏡推奨」のシンプルな理由
「気軽に着替えられるファッションアイテムだから」。これに尽きます。服を毎日着替えるように、メガネも気分・場面・コーディネートに合わせて変えられる。これが、コンタクトにはないメガネの強みです。
メガネは「複眼戦略」──メイン+サブの2本持ち
サリーがおすすめしているのは、「メイン1本+サブ1本」の2本持ちです。
なぜ2本かというと、メガネはコーディネートのなかで顔まわりの最大のアクセントになるパーツだから。同じ服でも、メガネが違うだけで印象がガラッと変わります。逆に言えば、メガネが1本しかないと、毎日同じ印象しか作れない。これは、ファッションを楽しむ意味でも、印象を使い分ける意味でも、もったいない状態です。
メイン1本|骨格+パーソナルカラーで決める
毎日使う「メイン」のメガネは、あなたに最も似合う1本を選びます。判断基準は、骨格診断とパーソナルカラー診断の結果から導きます。
骨格別のフレーム形状(詳しくは骨格診断の記事へ):
- ストレート:角のあるスクエア、ウェリントン、ボストンなど、直線が強めのフレーム
- ウェーブ:華奢なラウンド、オーバル、メタル系。黒縁は苦手な傾向
- ナチュラル:べっ甲調・ウッド調などナチュラル素材。大ぶりサイズもOK
パーソナルカラー別のフレーム色(パーソナルカラー記事もご参照ください):
- スプリング・オータム(イエベ):ブラウン、ゴールド、ベージュ、べっ甲
- サマー・ウィンター(ブルベ):シルバー、グレー、ネイビー、ガンメタル
骨格と色、両方の条件を満たす1本がメイン候補です。これを「違和感のない、しっくりくる1本」として日常で使います。
サブ1本|「形か色のどちらか」を変える
2本目を選ぶときは、メインに対して「形か色のどちらか一方だけ」を変えるのが鉄則です。
たとえばメインが「黒のスクエア」なら、サブは:
- 形を変えるパターン→「黒のラウンド」(色は同じ、形だけ違う)
- 色を変えるパターン→「べっ甲のスクエア」(形は同じ、色だけ違う)
形と色の両方を変えると、失敗率が一気に上がります。両方変えると顔の印象が大きく振れすぎて、「変装」のレベルに達してしまうからです。これは上級者向けで、よほど印象を変えたいシーン以外ではおすすめしません。
サブを選ぶときの実践ルール
「明るい色の服の日」と「暗い色の服の日」で使い分けるのがいちばんシンプル。メインを暗めの色にしたら、サブを明るめの色に。これだけで、コーデのバリエーションが一気に倍になります。
カラーレンズの活用──オレンジで「クマ」を消す
レンズに薄い色を入れる「カラーレンズ」は、男性のおしゃれにおいて知る人ぞ知る最強の武器です。
サリーが特におすすめしているのがオレンジ系のカラーレンズ。理由は明確で、目の下の影(クマ)を消す効果があるからです。
男性は化粧で隠せないため、寝不足や疲労がそのままクマに出てしまい、「疲れてる?」と聞かれがち。けれど、薄いオレンジのレンズを通して目元を見ると、影が暖色で中和されて、クマが見えにくくなります。結果、いつも元気そうで生気のある印象を作れる。これは仕事でもプライベートでも効きます。
サリー自身も、薄い黄色(オレンジに近い色)のカラーレンズを愛用しています。茶系も顔色に馴染みやすく、多くの方に合うのでおすすめです。黒クマと色で打ち消す考え方とも親和性が高い手法です。
シーン別の使い分け
会社員「稼ぐ」シーン|六角形の金縁
営業先や交流会で「覚えてもらいたい」場面では、六角形の金縁メガネのような少し癖のあるフレームが効きます。一瞬「うさんくさいな?」と思われる可能性はありますが、トーク力さえあれば「あの六角形メガネの人」として強く記憶に残ります。詳しくは「稼ぎたいメンズのおしゃれ」を参照してください。
会社員「モテる」シーン|べっ甲+オレンジレンズ
女性に好印象を与えたいシーンでは、べっ甲調の落ち着いたフレーム+薄いオレンジレンズが鉄板です。クマが消えて元気そうに見え、フレームには高級感がある。「モテたいメンズのおしゃれ」とも親和性の高い組み合わせです。
配信者・ライバー|あえて「合わない」フレーム
カメラ越しに完璧におしゃれをしてしまうと隙がなさすぎます。骨格診断・パーソナルカラー診断の結果に対してあえて少しずらしたフレームを選ぶと、視聴者から「もっとこうした方がいいのに」という反応が生まれ、エンゲージメントにつながります。
「服が複数あるなら、メガネも複数」
多くの男性は、シャツやパンツは何枚も持っているのに、メガネは1本しか持っていません。これは、メガネを「視力矯正の道具」として認識しているから。
けれど、この記事を読んでくれているあなたなら、もう分かっていただけたはずです。メガネは、ファッションアイテムです。
服を毎日着替えるように、メガネも変えていい。むしろ、メガネこそ気軽に着替えられる顔の最強アクセサリー。1本しか持たないのは、ワードローブにシャツが1枚しかない状態と同じです。
メガネ選びは「迷ったらプロに任せる」が早い
メガネ屋さんに行って、たくさんのフレームを前にすると、何が似合うのか自分では判断できなくなる方がほとんどです。実際、サリーがショッピング同行をしてきたなかで、「自分では絶対に選ばなかった1本」が一番似合ったというケースが何度もあります。
骨格・パーソナルカラー・お顔のバランス・お仕事のシーン・なりたい印象──すべてを掛け合わせて1本を選ぶのは、初めての方には難易度の高い作業です。札幌でメガネ選びにお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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よくあるご質問
- Q. 視力に問題がなくてもメガネは使えますか?
- A. はい。視力矯正が不要であれば、度なしレンズや伊達メガネとしてファッション目的で使用できます。最近はブルーライトカットレンズを入れる方も多く、画面作業の多い職種の方にも実用的です。
- Q. メガネを2本も持つのは贅沢ではないですか?
- A. 服を1着しか持たない方はいないと思います。ファッションアイテムとして考えれば、メガネを複数本持つのは贅沢ではなく、むしろコーデのバリエーションを増やす投資です。最近は手頃な価格のフレームも豊富で、サブ1本は1〜2万円台からでも揃えられます。
- Q. 黒縁メガネは似合わないと言われたのですが?
- A. 「黒縁が似合わない」と感じる方の多くは、骨格に合っていないだけのことが多いです。骨格ストレートには直線的なスクエアの黒縁、ナチュラルにはべっ甲調や太めの黒縁が相性が良いです。骨格ウェーブの方は黒縁が苦手な傾向があるため、メタルや細フレームのほうが映えます。
- Q. 札幌でメガネ選びの相談はできますか?
- A. 札幌市内のメガネ店へのショッピング同行を承っております。骨格診断とパーソナルカラー診断の結果から、お客さま一人ひとりに合うフレームと、レンズの色までご一緒に選定いたします。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。
美美Styleでは、ショッピング同行の中で札幌市内のメガネ店へお伺いし、骨格診断とパーソナルカラー診断の結果から、メインの1本・サブの1本・カラーレンズの色まで一緒に選定いたします。札幌対面・オンライン相談に対応しております。
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