稼ぎたいメンズのおしゃれ
──「量産型」を抜け出す「ハズシ」の理論
「ユニクロの白・黒・ネイビーで揃えた清潔感のあるシンプルコーデ」──これ、ファッションとしては70点です。間違いではないし、清潔感もある。でも、稼ぎたい男性にとっては、決定的に足りないものがある。それは「覚えられる」という要素です。
おしゃれと「目立つ」は別物
美美Styleでは「あか抜けの三要素(色・素材・デザイン)」を整えることを、おしゃれの基本としてお伝えしています。これを揃えれば、誰でも違和感のない「ちゃんとした人」に見える。ここまでが、いわゆる「おしゃれ」のゴールです。
ところが、稼ぐためには「おしゃれ」だけでは足りないのです。
たとえば、ユニクロのモノトーンだけで毎日きちんと整えている方は、確かにきれいに見えます。スタイリスト経験のある方なら、白・黒・ネイビーだけで70点〜80点のコーディネートを組むことも可能でしょう。けれど、5分後には誰の顔も思い出せない。これが「埋もれる」という現象です。
稼ぐとは、商品やサービスの前に、まず「あなた自身」を認知してもらうこと。覚えてもらえなければ、指名も紹介も生まれません。だから稼ぎたいメンズには、おしゃれの上に、もう一段階「覚えられる仕掛け」が必要になります。
「ハズシ」の正体──違和感のコントロール
その仕掛けが「ハズシ」です。
そもそも「あか抜け」とは、装いに違和感がない状態を指します。違和感がないからこそ、相手はその人の表情や人となりを落ち着いて見ることができる。これが、おしゃれの本質です。
ところが、ここに意図的に違和感を一箇所だけ持たせると、何が起こるか。
不思議なことに、その違和感が話題になります。「あの柄のネクタイ、何ですか?」「珍しい形のメガネですね」──こうした会話のきっかけが生まれ、結果としてあなたの存在が記憶に残るのです。
ハズシは「合わなさ」のコントロール
パーソナルカラー診断や骨格診断は、本来「あなたに似合うもの」を見つけるためのもの。でも、それをあえて少しだけ外すと、似合うはずの服から逸脱した『何か』が、印象として残るのです。これが、稼ぐおしゃれの核となる考え方です。
シーン別の「ハズシ量」
ハズシの量は、職業や立場によって最適値が異なります。やりすぎは奇抜、やらなすぎは埋没。ちょうどよいバランスを以下にまとめます。
配信者・ライバー|ハズシ量:多め
カメラ越しに完璧におしゃれをしてしまうと、視聴者から見て隙がなさすぎ。完成された人には、応援したい気持ちも投げ銭の動機も生まれにくくなります。あえてメイクや装いの一箇所を外して「ここをこうすればもっと良くなりそう」と思わせる余白を残す。これが結果的にエンゲージメントにつながります。
個人事業主|ハズシ量:中〜大
派手すぎると引かれる業種もありますが、基本は「キャラ立て」が稼ぎに直結します。象徴的なTシャツの上にジャケットを羽織る、屋号のロゴを入れたシャツを定番化する、いつも紫色を着る・黄色を着るといった「色のあの人」化。一目で覚えてもらえる装いが、SNSでも対面でも武器になります。
経営者|ハズシ量:社風次第
お堅い業界・伝統企業の経営者であれば、フォーマルなスーツでパシッと決めるのが正解。一方、社員とのコミュニケーションを重視する社風なら、あえてラフさを混ぜて「親しみやすいキャラ」を見せた方が信頼につながります。業種と社員との距離感から逆算するのが基本です。
会社員|ハズシ量:小
就業規則の範囲内で勝負することになるため、ハズシは小さく、しかし確実に。ネクタイやメガネのような顔周りの小物で印象を作るのが現実的です。後述しますが、メガネは特に効きます。
男性ならではの「ハズシ装置」
女性に比べてアイテムの種類が少ないメンズですが、だからこそ少ないハズシでも印象が大きく動きます。代表的なものを挙げます。
柄物のネクタイ
以前、メガネ屋さんで強面のおじさんがトトロ柄のネクタイをしていて、思わず「トトロ、お好きなんですか?」と話しかけてしまったことがあります。スーツの正式なルールでは柄物ネクタイはカジュアル寄りですが、他がきちんとしているからこそ、柄が「会話のフック」になる。ポケモン柄、お子さんの好きなキャラクター、地元のチームのモチーフなど、その人の人柄が透ける柄を選ぶのがおすすめです。
キャラクターTシャツ+ジャケット
個人事業主や経営者なら、屋号のキャラクターやロゴを入れたTシャツを定番化するのもひとつの戦略。ジャケットを羽織ればきちんと感も出ます。「あの〇〇のキャラのTシャツの人」と覚えてもらえれば、それがそのままマネタイズの導線になります。
色物のシャツ
白・水色・グレーが定番のシャツに、あえて紫・黄色・コーラルなどのアクセントカラーを入れる。「いつもこの色の人」というブランディングが立ち上がります。ただし色選びは、パーソナルカラーを踏まえないと、似合わない色で目立つだけになるので注意が必要です。
メガネ
メンズのハズシ装置のなかで、最も気軽で、もっとも効果が大きいのがメガネです。形・色・素材を一気に動かせるパーツであり、しかも顔の中央にくる。会社員の方であれば、たとえば六角形の金縁メガネのような少し癖のあるフレームを選ぶだけで、第一印象が「ちょっと変わった人」に。一瞬うさんくさく見えても、トーク力さえあれば「あの六角形メガネの人」として強く記憶に残ります。詳しくはメンズのメガネをご覧ください。
ハズシを「成功」させるには、まず三要素を知ること
ここまで読んで、「じゃあ明日から派手な柄を着ればいいんですね」と思った方、少し立ち止まってください。
ハズシは、土台が整っていてはじめて成立します。
あか抜けの三要素──色・素材・デザイン──のうち、最低でも2つは押さえたうえで、あえて1つだけ外す。これが「上手なハズシ」の構造です。三要素すべてが揃っていない人がハズシを入れても、ただの「ちぐはぐな人」にしか見えません。
つまり、稼ぎたいメンズに必要なのは以下の順序です。
- STEP 1:パーソナルカラー診断と骨格診断で、自分に似合う「色・素材・デザイン」を知る
- STEP 2:その三要素を揃えた基本コーデを完成させる
- STEP 3:覚えられたい場面で、一箇所だけ意図的に「ハズシ」を入れる
STEP 1〜2を飛ばしてSTEP 3だけやっても、奇抜なだけで終わります。逆に、STEP 1〜2まで整えた人がSTEP 3を覚えれば、それまでとは比較にならないスピードで「覚えられる人」になります。
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よくあるご質問
- Q. 「ハズシ」を入れすぎると、ただの奇抜な人になりませんか?
- A. そのご懸念は正しいです。ハズシは、まず「あか抜けの三要素(色・素材・デザイン)」が整っていることが大前提。土台が揃っていない状態でハズシだけ入れると、ただの違和感になります。三要素を整えたうえで一箇所だけ意図的に外すから、覚えられるのです。
- Q. 会社員でも「稼ぐおしゃれ」は意味がありますか?
- A. はい。社内外の打ち合わせ、商談、プレゼン、異業種交流会──ビジネスで「覚えてもらえる」ことは指名や紹介に直結します。会社員の方の場合は、スーツのルールから外れすぎないネクタイやメガネで微調整するのが現実的です。
- Q. 完全なハズシゼロはダメですか?
- A. ダメではありませんが、結果として「無難で覚えられない人」になります。それでよい職種・立場の方ならむしろハズシゼロが正解。一方、自分の名前で仕事を取る必要がある方には、ハズシゼロは不利になりがちです。
- Q. 札幌で対面のコーディネート相談は受けられますか?
- A. 札幌市中央区のサロンで、男性のお客様も対面でパーソナルカラー診断・骨格診断・ショッピング同行を承っております。オンライン相談にも対応しております。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。
美美Styleでは、男性のお客様にもパーソナルカラー診断・骨格診断・ショッピング同行をご提供しています。土台となる三要素を整えたうえで、どこに「ハズシ」を入れるかまでご一緒に設計いたします。札幌対面・オンライン相談に対応しております。
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