美容コラム

『おしゃれの研究室』美美Styleの読みもの

メンズおしゃれモテ・福神漬け理論

「モテたい」メンズのおしゃれ
──男は「福神漬け」でちょうどいい

女性のおしゃれと男性のおしゃれは、目的が違います。女性が華やかになる装いをするとき、男性が同じレベルで主張すると逆効果になることが少なくありません。なぜなら、デートやお食事という場面において、男性は「主役」ではなく「引き立て役」になるほうがモテるからです。

モテるメンズのおしゃれ — 福神漬け理論

男性のモテるおしゃれは、女性とまったく逆

女性と男性のおしゃれの目的の違い

少し意地悪な話をします。女性目線で「カッコよすぎる男性」を見たとき、何を感じるか。

「素敵」「お似合いになるだろうな」と思う一方で、無意識のうちに「この人、自分にお金もかけそう。私のことには使ってくれなさそう」という距離感が生まれることがあります。これは決して打算的な見方ではなく、人間が「このセットの中で自分はどこに収まるか」を瞬時に見ているだけ。

装いが完成しすぎている男性の隣に立つと、女性は自分が「添え物」になってしまう感覚を持ちます。だから、女性自身が華やかな格好をしてきたときに、男性が完璧に決めすぎていると、せっかくの自分のおしゃれが映えない。これがモテるおしゃれの最初の壁です。

カレーで言うと、男性は「福神漬け」「らっきょう」

カレーが主役の食卓で、福神漬けやらっきょうは欠かせない名脇役。それ自体が主張しすぎていたら、カレーの味を邪魔してしまう。でも、なかったら物足りない。主張せず、しかし全体を引き締める。これが、デートシーンの男性のおしゃれの理想像です。

カレーの主役(=女性のおしゃれ)を邪魔せず、しかし「ない」とちょっと寂しい──そんな存在感が、男性のモテる装いです。シンプルで、清潔感があって、サイズがちゃんと合っている。これだけで、女性側にとっては「並んで歩いて気持ちのよい人」になります。

ベースのコーデは「ユニクロでほぼ完成」

ユニクロでベースを揃えるメンズコーディネート

派手なブランドを揃える必要はありません。ベースはユニクロでほぼ完成します。大事なのは、ブランドではなく以下の3点です。

具体的なアイテムとしては:

これだけ揃えば、ベースは完成です。難しい組み合わせを覚える必要はありません。

「ジャストサイズ」が一番大事

ジャストサイズが印象を決めるイメージ

モテる男性のおしゃれにおいて、価格やブランドより圧倒的に効くのがサイズ感です。

サイズは、骨格タイプによって最適解が変わります。詳しくは「骨格診断は色・素材・デザインの三要素で考える」で解説していますが、簡単にまとめると:

同じユニクロのシャツでも、自分の骨格に合ったサイズを選ぶか、適当に選ぶかで印象は大きく変わります。同じ服が「だらしない」にも「品がある」にも転びます。

アクセントは「控えめに」一箇所だけ

控えめなアクセントを一箇所に絞るイメージ

「シンプルだけだと、つまらないですよね?」と聞かれることがあります。確かに、何もないと味気ない。だからアクセントは入れていいのですが、量を抑えるのが鉄則です。

稼ぐおしゃれと違って、モテるおしゃれのアクセントは「ほんのり」。会話のきっかけになるくらい、けれど存在感を主張しないくらいの量が理想です。

裏ワザ:Tシャツの首元にハンカチを入れ込む

Tシャツの首元にハンカチを差し込む裏ワザ

サリーがおすすめしているのが、Tシャツの首元にハンカチを軽く入れ込むテクニックです。マフラーのようにくるっと巻くのではなく、ポケットチーフ感覚で首元から少しのぞかせる。これだけで「お、こだわってるな」という印象を与えられます。

素材はコットンかシルクがおすすめ。ポリエステルだと汗を吸わずベタつきます。コットンやシルクなら通気性があり、汗も吸ってくれて、Tシャツの襟がだらしなくヨレるのも防げます。濡らして首元に巻けば、夏は涼しいというおまけ付き。

メガネで目元の印象を整える

メガネで目元の印象を整える

メガネは、男性にとって最強のアクセント装置です。男性はメイクができないため、目元の印象を整える手段が限られています。そこにメガネを取り入れることで、目力を補填し、顔全体のバランスを整えることができます。

モテシーンでのメガネ選びは、べっ甲などの落ち着いた素材がおすすめ。さらに、レンズに薄くオレンジや茶系のカラーを入れると、目の下の影(クマ)が薄まり、疲れた印象を消すことができます。「いつも元気そうな人」という印象は、デートのシーンで特に効きます。詳しくは「メンズのメガネ」をご覧ください。

シーン別 — 通勤・カジュアル・デート

通勤シーン

通勤シーンのモテるコーデ

スーツ+シンプルなネクタイ+メガネ。ビジネスでも「主張しすぎない清潔感」が基本です。ネクタイの色は紺・グレー・シルバーといった落ち着いたトーンで。

カジュアルシーン

カジュアルシーンのモテるコーデ

ジーンズ(ストレートかスリムテーパード)+シンプルなTシャツ+軽いシャツやジャケット。Tシャツは骨格に合うネックライン(ストレートはVネックやクルーネック、ウェーブはやや浅めのクルーネックが基本)を選びます。

デートシーン

デートシーンのモテるコーデ

女性がワンピースなどで華やかにきている場合は、こちらはシャツ+細身のパンツ+ジャケットくらいで「きちんとしすぎず、ラフすぎない」を狙います。靴は革靴かきれいめのスニーカー。香水は控えめに。あくまで福神漬けのポジションを忘れずに。

「持てるおしゃれ」のまとめ

女性に好かれる男性のおしゃれの本質を、最後に一文で言えば:

「自分が目立つ」のではなく、「相手と並んだときに感じよく見える」装い。

清潔感があり、サイズが合っていて、控えめなアクセントが一箇所ある。それだけで、女性目線では「一緒にいて心地よい人」になれます。派手にする必要も、高いものを買う必要もありません。

もし「自分の骨格やパーソナルカラーが分からない」のなら、まずはそこを知るところから。土台が分かれば、ユニクロでも雑誌でも、自分にとっての「ちょうどよい一着」が選べるようになります。

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よくあるご質問

Q. 全身ユニクロでも本当にモテますか?
A. ユニクロかどうかはブランドの問題ではなく、選び方の問題です。骨格に合ったジャストサイズ、清潔感のある状態、そしてシワや汚れのないコンディション。これが揃っていれば、ユニクロでも十分にモテます。逆に、いくら高級ブランドでもサイズが合っていなければマイナス印象になります。
Q. 派手な服が好きでも、それを我慢すべきですか?
A. 「モテたい」という目的に絞るなら、派手さは抑えた方が結果は出やすいです。ただし、自分の好きな装いを完全に封印する必要はありません。デートのシーンでは控えめにし、趣味の場では好きに楽しむ──シーンで切り替えるのが現実的です。
Q. 「持てる」と「稼ぐ」のおしゃれは、両立できますか?
A. 両立は可能ですが、シーンで使い分けるのが基本です。仕事のシーンでは「覚えられる」ハズシを入れて稼ぎを取り、プライベートでは「主張しすぎない」装いでモテを取る。同じ素材を使い回しながら、ハズシの量で出し分けるイメージです。
Q. 札幌で対面相談はできますか?
A. 札幌市中央区のサロンで、男性のお客様も対面でパーソナルカラー診断・骨格診断・ショッピング同行を承っております。オンライン相談にも対応しております。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。
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