美容コラム

『おしゃれの研究室』美美Styleの読みもの

メイクレッスン黒クマ・パウダー調合

黒クマの正体は「影」
──コンシーラーで隠れない理由と、調合という選択肢

目の下のクマには大きく3つのタイプがあり、そのうち「黒クマ」だけはコンシーラーで隠そうとしても透けて見えてしまう性質を持っています。原因が色素でも血行不良でもなく、骨格やたるみが作る「影」だからです。ここでは黒クマが他のクマと何が違うのか、なぜ覆い隠す方法が効きづらいのか、そして美美Styleが提案する「市販パウダーの調合」という別アプローチの考え方を整理します。

目の下の黒クマと、パウダー調合メソッドのイメージ

クマには3つのタイプがあります

青クマ・茶クマ・黒クマの3タイプ比較イラスト

ひとくちに「目の下のクマ」と言っても、原因はひとつではありません。主に以下の3タイプに分けられます。

この3つの中で、性質がまったく異なるのが黒クマです。色や血流ではなく「影」が正体のため、上から覆い隠そうとしても下の暗さが透けてしまいます。厚く重ねれば小ジワに溜まり、かえって老けた印象になりがちです。これが、黒クマだけがコンシーラーで隠しにくいと言われる理由です。

従来の対処法と、その限界

黒クマに対する従来の対処法を示すイラスト

メイクの世界では、黒クマは長年「1〜2割隠せたら上出来、それ以上は医療の領域」と言われてきました。実際、美容クリニックでは目の下の脂肪を取り除く「脱脂手術」が行われており、費用はおよそ数十万円。さらに脂肪を取った後のくぼみを埋めるためにヒアルロン酸を注入するケースもあり、手軽な選択肢とは言えません。

主な対処法と、それぞれの限界を整理すると以下のようになります。

つまり、黒クマに対しては「メイクでは難しいので、本格的にやるなら医療」という二択しか選択肢がない時期が長く続いてきました。

発想の転換:「覆って隠す」ではなく「色で打ち消す」

複数のパウダーを調合して黒クマに重ねるイメージ

美美Styleでご提案しているのは、コンシーラーで「覆う」のではなく、市販のパウダーを組み合わせて影が生み出す暗さを色で打ち消すという別アプローチです。きっかけは、複数の色を自分で混ぜてコンシーラーにする発想のコスメに触れたこと。「色を調合する」という考え方を、市販のアイシャドウやフェイスカラーで再現できないかと試行錯誤を重ねたことが、メソッド開発の出発点となっています。

使う素材は特別なものではありません。アイシャドウ、フェイスカラー、ハイライトなど、市販のパウダー類が中心で、材料費の目安は3,000円以内に収まります。

黒クマのビフォーアフター — 左:施術前、右:パウダー調合後
左:パウダー調合前/右:調合後

メソッドの核心:覆わずに「打ち消す」仕組み

従来のコンシーラーでは影が消えない仕組みを解説したイラスト

このメソッドのポイントは、覆い隠そうとしないことにあります。

従来のコンシーラーは「上から覆って隠す」発想ですが、黒クマは光の不在による暗さなので、いくら重ねても下の黒が透けてしまいます。薄いベールを何枚重ねても、裏側の暗闇は透けて見えるのと同じ原理です。

美美Styleでは、パーソナルカラー診断の結果から逆算して、その人の肌で「影を感じさせない」ように見えるパウダーの組み合わせ(レシピ)を導き出します。隠すのではなく、色で打ち消す。これが本メソッドの核となる考え方です。

なぜパーソナルカラーから逆算するのか?

同じ「ベージュ系」のパウダーでも、サマーさんとオータムさんでは肌に乗せたときの見え方がまったく違います。パーソナルカラーは肌が調和する色を示す指標なので、「どんな色を、どの比率で重ねれば影が中和されて見えるか」を判断するための設計図として機能します。

一人ひとり異なる「レシピ」が必要な理由

レシピ設計に必要な4つの知識を示したイラスト

「同じレシピで誰でも消えるのですか?」とご質問をいただくことがありますが、残念ながらそうではありません。黒クマの見え方は、パーソナルカラー、眼窩の骨格の深さ、たるみの程度によって一人ひとり異なるため、必要な配合も変わります。サマーさんの黒クマとオータムさんの黒クマでは、必要なレシピがまったく違うのです。

また、骨格と肌の特徴から「将来黒クマに悩む可能性が高いかどうか」までは、ある程度逆算が可能です。これは、これまで多くのお客様を診断・施術してきた中で蓄積された知見です。

レシピを成立させるためには、以下の4つの知識を組み合わせる必要があります。

この4つを掛け合わせるからこそ、お客様一人ひとりに合わせたレシピを設計することができます。

メソッドがもたらす変化

ノーコンシーラーでメイクを楽しむイメージ

黒クマが目立たなくなることで、見た目の印象だけでなく、メイクの組み立て方にも変化が生まれます。

黒クマは年齢を問わない悩みです

「クマは加齢の問題」と思われがちですが、実はそうとも限りません。黒クマの根本原因は目の下のくぼみ(影)です。加齢によるたるみで起こるケースが多い一方、生まれつき眼窩が深い方──いわゆる「彫りが深い顔立ち」の方は、小学生の頃からクマがある場合もあります。しっかり眠っていても「疲れてる?」と聞かれる経験がある方は、骨格由来の黒クマである可能性があります。

海外では眼窩が深い方が多いぶん、クマの悩みは日本以上に深刻で、美容医療への需要も高いと言われています。日本人でも、彫りの深い骨格を持つ方には同じ悩みが存在します。年齢を問わず、黒クマに悩む方に届く考え方として、本メソッドをご提案しています。

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よくあるご質問

Q. コンシーラーなしで本当にクマが消えるのですか?
A. はい。パーソナルカラー診断から逆算したレシピで影を色で打ち消す手法のため、従来のコンシーラーとはまったく異なるアプローチです。お客さまにも好評をいただいております。
Q. 自分でもできますか?
A. 調合のレシピはパーソナルカラーや骨格によって一人ひとり異なるため、まずはレッスンであなた専用のレシピをお伝えします。レシピがわかれば、ご自宅で毎朝再現していただけます。
Q. どのサービスを受ければ教えてもらえますか?
A. パーソナルカラー診断+フルメイクレッスンのセットでご提供しています。パーソナルカラーの診断結果をもとにレシピを決定するため、セットでの受講をお願いしております。
Q. 材料費はどれくらいかかりますか?
A. 使用するのは市販のパウダー類(アイシャドウ・フェイスカラーなど)で、材料費は3,000円以内が目安です。特別な道具は必要ありません。
Q. ニキビなど、クマ以外の肌悩みにも使えますか?
A. はい、同じ調合技術で生きているニキビを隠すことも可能です。ただし、クマとニキビでは必要なレシピが異なりますので、レッスンで両方の対処法をお伝えします。
Q. レッスンはどのように受けられますか?
A. オンラインレッスンで全国どこからでも受けていただけます。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。
お茶会への招待イラスト

美美Styleでは、パーソナルカラー診断+フルメイクレッスンのセットで、お一人おひとりの肌・骨格・パーソナルカラーに合わせたパウダー調合のレシピをお伝えしています。札幌対面・オンラインの両方に対応しております。

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