パーソナルカラーは一生モノじゃない
──パーソナルカラーを「ヒント」として楽しむ4シーズン実用編
「私はブルベ夏だから、暖色系は似合わない」「イエベ秋と診断されたから、青みのある色は使わないようにしている」──パーソナルカラー診断を受けたあと、こんなふうに自分を縛ってしまっていないでしょうか。
サリーがレッスンで繰り返し伝えていることがあります。パーソナルカラーは一生モノではありません。妊娠出産で肌質が変わって、イエベからブルベになった方を実際に何人も見てきました。診断結果は時間と体調で変わる、ひとつのヒントにすぎません。固定の正解として自分を縛るためのものではないのです。
ここでは美美Styleが提案する、パーソナルカラーをヒントとして楽しむ4シーズン実用編をまとめます。「パーソナルカラー×メイクの効かせどころ」でお伝えしている『なんとなく』から『根拠のある似合わせ』へ──この精神を、毎日のメイクに落とし込む方法です。
ブルベ冬なのにオレンジをガンガン使う美容家サリーが、パーソナルカラー診断を「楽しみのヒント」として活用する方法、ここに公開!(笑)
なぜ「一生モノじゃない」のか
パーソナルカラー診断は、便利な道具です。けれど、世間に出回っているパーソナルカラー情報は「一生変わらない」「絶対のルール」のように扱われがち。これが、パーソナルカラーを楽しむ気持ちを縛ってしまうことがあります。
サリーは美美Styleで4シーズン+セカンドシーズン(春夏秋冬)の8シーズン分類で診断していますが、レッスンで必ずお伝えしているのは、パーソナルカラーが変わるという事実です。
- 妊娠出産で肌質が変わって、イエベからブルベになる方
- 高ストレス(交通事故・病気など)で肌質・髪質まで変わる方
- スキンケアセッションで肌質が改善して、診断結果が変わる方
「○○頃には変わります」と断言はできませんが、変わる可能性は誰にでもあるのです。だからこそサリーのパーソナルカラー診断には1年間の再診断保証がついていて、違和感を感じたら受け直せる仕組みになっています。
「パーソナルカラーは一生モノ」という前提を手放すと、メイクはもっと自由になります。では、4つのシーズンの基本と、ヒントとしての使い方を順に見ていきましょう。
4シーズンの基本 ──まずはヒントを掴む
パーソナルカラーを楽しむには、まず4シーズンそれぞれの「お得意な方向性」を知っておくと便利です。プロジェクト資料の体系をベースに、ざっくりまとめます。
スプリング(春):明るく鮮やかな色がお得意
サマー(夏):やわらかく明るい色がお得意
オータム(秋):深く落ち着いた色がお得意
ウィンター(冬):鮮やかでコントラストの強い色がお得意
これはヒントです。「私はサマーだからローズしか使えない」ではなく、「ローズ系が比較的なじみやすい方向」という捉え方をします。
ヒントとして使う ──サリーの実用テクニック5つ
ここからが本題です。パーソナルカラーを一生モノとして縛るのではなく、ヒントとして自由に楽しむためのサリー流テクニックを5つご紹介します。
テクニック1:「なじみすぎると、くすむ」を知る
パーソナルカラーにこだわりすぎる方が陥る落とし穴がこれ。自分のパーソナルカラーにぴったりの色だけ使うと、なじみすぎて、結果的にくすんで見えるのです。
特にアラフォー以降は、肌のトーンがくすんでくる影響で、なじむ色だけだと顔がぼんやりします。「イエベさんも一度ローズリップを試してみて」というサリーの提案はここから来ています。お顔がぱっと明るく見える効果があるのです(39歳サリーも自分の顔のためにローズに浮気中・笑)。
テクニック2:診断シーズンとは違う色を、ポイントで使う
サリー自身、ブルベ冬と診断されていますが、オレンジをガンガン使います。理由は、ブルベ冬には「鮮やかさ」というお得意な方向性があり、オレンジでも鮮やかなものは案外なじむから。
パーソナルカラーは「使わない色」を決めるためのものではなく、「どう使えば似合うか」を考えるためのもの。診断シーズン外の色も、彩度や明度を調整すれば取り入れられます。
テクニック3:ニュアンサーで「寄せる」
頂き物のアイシャドウや、パーソナルカラー診断前に買ったコスメが「自分のシーズンと違う!」というとき。捨てる必要はありません。ニュアンサー(パールパウダーやカラーシーラー)を使って、自分のシーズン寄りに調整できます。
具体例:
- ブルベさんがイエベブラウンのアイシャドウを使うとき → 薄紫かグレーのアイシャドウを上から重ねる
- 青み吸いでリップが沈む → セザンヌのブライトカラーシーラーを下地として塗ってからリップを重ねる
- イエベさんがブルベ系リップを使うとき → コーラル系チークを足してバランスを取る
詳細は黒クマの正体は「影」で紹介しているニュアンサーの考え方とも繋がる話です。捨てずに活かす、節約美容にも繋がります。
テクニック4:苦手な色こそ、メガネで補強する
パーソナルカラー診断で「苦手」とされる色を着たい日もあります。仕事の制服、推しのカラー、好きな服。そんなときの強い味方がメガネです。
メガネのフレームの色を、自分のパーソナルカラーのお得意な色に合わせれば、苦手な服を着ても顔回りに似合う色がフレームインしてくれます。詳しくはメガネ三バランス・メガネメイク三段法で解説しています。
テクニック5:アイメイクが苦手な方は「赤」に頼る
メガネ越しの目元・視力の弱さで繊細なアイメイクが難しい方には、バーガンディ・ボルドーといった赤系のアイメイクがおすすめ。血色の延長線上の色なので、多少アイラインがガタついても、黒よりずっと自然に仕上がります。
「アイメイクが苦手だから極力薄く」より、「苦手だからこそ血色感を味方にする」発想で、印象を作っていきます。
サリー流パーソナルカラー哲学 ──「適度に楽しむ」のススメ
ここまで実用編をお伝えしてきましたが、最後にサリーがいちばん大事にしている哲学をお伝えします。
それは、パーソナルカラーを「適度に楽しむ」ということ。
コスメカウンターでBAさんに「あなたはイエベだからこの色は…」とぞんざいに扱われた経験のある方、少なくありません。サリーもそんな話を聞くたび、「パーソナルカラー診断はそんな縛りのために受けるものじゃない!」と思うそうです。
そんなときは、その店舗にこだわらず、別の店舗に行けばいい。店との相性が悪かっただけ。優しいBAさんに出会って、楽しくコスメを選べるほうが大事です。
そしてもうひとつ。夏の猛暑日にしっかりフルメイクができる方は本当にえらいですが、無理してメイクを盛る必要はありません。崩れるくらいなら、シンプルに。「絶対に崩れないメイク」より「きれいに崩れるメイク」のほうが、お直しがしやすくて結果的にラクです。
パーソナルカラー診断は、自分を縛るための縄ではなく、メイクを楽しむための地図。地図に書かれていない場所にも、自由に行っていいのです。
まとめ ──パーソナルカラーは「ヒント」、メイクは「自由」
パーソナルカラーを一生モノじゃないものとして楽しむためのチェックリストを並べてみると、こんな感じです。
ひとつ、4シーズンの基本を知る。けれど絶対のルールではなく、ヒントとして覚える。
ふたつ、なじみすぎを避ける。アラフォー以降は特に、診断シーズン外の色を1色入れる。
みっつ、ニュアンサーで寄せる。捨てずに活かす、節約美容の発想。
よっつ、メガネで補強する。苦手な色を着る日の強い味方。
いつつ、適度に楽しむ。BAさんとの相性、季節、その日の気分で変えていい。
サリーがブルベ冬なのにオレンジを使い続けているのは、特別なテクニックがあるからではありません。パーソナルカラーを「自分を縛る縄」ではなく「毎日のメイクを楽しむヒント」として捉えているだけ。
「私はこのシーズンだから…」と諦めかけたら、ぜひこのコラムを思い出してください。あなたのメイクは、もっと自由でいいのです。
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よくあるご質問
- Q. パーソナルカラーは本当に変わるんですか?
- A. 変わる方がいらっしゃいます。妊娠出産で肌質が変わってイエベからブルベになる方、高ストレス(交通事故・病気など)で肌質・髪質まで変わる方、スキンケアで肌質が改善して診断結果が変わる方──サリーが実際にレッスンで見てきた事例があります。「○○頃には変わります」と断言はできませんが、変わる可能性は誰にでもあるため、美美Styleのパーソナルカラー診断には1年間の再診断保証がついています。
- Q. 自分のパーソナルカラーシーズン以外の色は使ってはいけないのですか?
- A. 使っていいです。サリー自身ブルベ冬ですが、オレンジをガンガン使っています。パーソナルカラーは「使わない色」を決めるためのものではなく、「どう使えば似合うか」を考えるためのヒントです。彩度・明度を調整したり、ニュアンサーで寄せたり、メガネで補強したり、工夫の余地はたくさんあります。
- Q. 「なじみすぎるとくすむ」とはどういう意味ですか?
- A. 自分のパーソナルカラーシーズンにぴったりの色だけを使い続けると、肌に色がなじみすぎて、結果的に顔がぼんやり・くすんで見えることがあります。特にアラフォー以降は肌のトーンがくすんでくる影響で、この現象が顕著です。シーズン外の色を1色だけ入れると、顔がぱっと明るく見えるようになります。
- Q. ニュアンサーって何ですか?
- A. アイシャドウやリップの色味を、別の色を上から重ねることで調整できる、パールパウダーやカラーシーラーのこと。代表的なのがセザンヌのパールグロウニュアンサーやちふれのパウダーチークニュアンスカラー。手持ちのコスメが自分のパーソナルカラーに合わなくても、ニュアンサーで「寄せる」ことで活かせます。捨てずに使う、節約美容にも繋がります。
- Q. パーソナルカラーに合わない色のコスメは、捨てるしかないですか?
- A. 捨てなくていいです。ニュアンサーで寄せる、他の色とミックスして使う、メガネとの組み合わせでバランスを取るなどの方法で、活かせる場面が多くあります。ブルベさんがイエベブラウンを使うときは薄紫かグレーを上から重ねる、青み吸いでリップが沈むときはセザンヌのブライトカラーシーラーを下地に使う、といった具体的なテクニックがあります。
- Q. パーソナルカラー診断を受けたいです。
- A. 美美Styleではオンラインパーソナルカラー診断・骨格診断を承っています。AI学習ゼロの「診断関数」を使い、4シーズン+セカンドシーズンの計8シーズン分類で診断します。1年間の再診断保証付きなので、変化を感じたら受け直せます。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。