ウィンター優し気三技
──「強い」と言われた方が優しく見える3つの技
パーソナルカラー診断でウィンターと言われた方は、「黒が似合う」「赤リップが映える」「強いメイクが似合う」とすすめられた経験があるのではないでしょうか。確かにそれは間違いではありません。けれど、毎日強いメイクをしたいわけではない、優しい雰囲気の日もある──そう感じている方も多いはずです。「強い」とすすめられるたびに、自分のなりたい印象とのギャップに悩んでしまう、というお声をよくいただきます。
ここでは美美Styleが提案するウィンター優し気三技──「赤リップ重ね・ピンク囲み目・ブラウンマスカラ」の3つの技で、ウィンターさんが優しく見えるメイクをまとめます。
「ウィンター=強いメイク」という常識をひっくり返したい、ウィンターさんに優しいメイクの選択肢を増やしたいサリーが、研究を重ねてたどり着いた答え、ここに公開!(笑)
なぜ「優し気」が必要なのか
パーソナルカラーの世界では長年、ウィンターには「黒・赤・青といった濃い色」「コントラストの強いメイク」がすすめられてきました。確かに似合うのは事実で、写真撮影や特別な日にはぴったりです。
けれど、毎日が特別な日ではありません。職場で柔らかい印象を出したい日、子どもの行事で穏やかに見せたい日、デートで甘い雰囲気を出したい日──ウィンターさんにも、優しく見せたい場面はたくさんあります。
ここでよくある失敗が、「優しく見せたいから」とメイク全体を薄くしてしまうこと。けれどウィンターさんが薄いメイクをすると、顔の彫りや肌のクリアさが際立ちすぎて、幸薄い印象になってしまうことが少なくありません。「化粧してないように見えますね」と心配される、と相談を受けることもよくあります。
では、どうすればいいのか?答えは、「メイクした感」は残しつつ、優しさを足していくこと。それを叶えるのが、優し気三技です。
第一の技 ──「赤リップ重ね」:濃い赤の上にピンクを乗せる
ウィンター優し気三技の中で、最もインパクトが大きいのが赤リップ重ねです。
普通に考えると、優しく見せたいならピンクリップを最初から塗ればいいように思えます。けれどウィンターさんがピンクリップを単独で塗ると、色が浮いて見える・血色が悪く見えることが少なくありません。これは肌の青みやコントラストの強さに、ピンク単独では負けてしまうためです。
そこでサリーが推奨するのが、3段階の重ね塗り。
ひとつ目、濃い赤リップを塗る。普段ウィンターさんが似合うとすすめられている、青みのある濃い赤をしっかり塗ります。
ふたつ目、ティッシュオフ。塗った直後に、ティッシュで軽く押さえて余分な色を取ります。色は残るけれど、ベタッとした厚みが消える状態です。
みっつ目、ピンクリップを上から塗る。普段なら浮いてしまうピンクが、下地の赤と混ざって、深みのあるピンクに変わります。これが「優しいけれど血色がしっかりある」唇の正体です。
この3段階を踏むだけで、リップだけで顔の印象が一気に柔らかくなります。
「リップひとつで本当にそんなに変わる?」と半信半疑だった方が、試した瞬間に「全然違う!」と驚かれるのが、毎回の定番反応です(笑)。
第二の技 ──「ピンク囲み目」:強さを和らげるアイメイク
リップを変えたら、次はアイメイクです。
ウィンターさんは目元の印象が強い方が多く、普段のアイメイクで黒のアイラインを入れると、コントラストがさらに強まって怖い印象になりがちです。優しく見せたい日のアイメイクは、ピンクで囲み目を作るのが正解です。
具体的には、上下のまぶた全体にピンク系のアイシャドウを薄く広げます。締め色も黒や濃いブラウンではなく、バーガンディ(赤みのあるブラウン)とオレンジの2色を組み合わせます。バーガンディはウィンターさんの肌になじみやすく、オレンジが血色感を足してくれる、優し気メイクのための鉄板の組み合わせです。
ピンクで全体を囲むことで、目元の輪郭がはっきりしすぎない柔らかい仕上がりになります。普段強い目元と言われている方ほど、この変化は劇的です。
メガネを上手に使う
ウィンターさんが優し気メイクをするとき、意外な味方になるのがメガネです。メガネをかけることでフレームがアイラインの代わりに目元を引き締めてくれるため、アイメイクをさらに薄めにできる余裕が生まれます。これが「優しさ」の余白になります。
カラコンで目元を強調する選択肢が一般的ですが、優しく見せたい日にはむしろ逆。メガネを服のように着替えて使う発想で、その日の印象を変えてみてください。詳しくはメガネメイク三段法|色合わせ・アイメイク・レンズ補正で仕上げるで解説しています。
第三の技 ──「ブラウンマスカラ」:黒の代わりに茶色を選ぶ
仕上げの技は、マスカラの色を黒からブラウンに変えることです。
ウィンターさんは「黒マスカラが映える」と言われることが多く、実際に黒は強い印象を作ります。けれど、優しく見せたい日には黒マスカラの強さが裏目に出ます。目元だけが強調されすぎて、せっかく赤リップ重ねとピンク囲み目で作った柔らかさが消えてしまうのです。
ブラウンマスカラに変えるだけで、目元の主張が一段抑えられて、優しさのバランスが取れます。ウィンターさんに合うブラウンは、バーガンディ寄り(赤みのあるブラウン)か、ダークブラウン。明るすぎる茶色だと肌から浮くので、深みのある茶色を選ぶのがコツです。
サリー自身もウィンターさんに優し気メイクをご提案するときは、必ずマスカラ持参でブラウンと黒を比較してもらいます。並べて見ると、ブラウンの優しさが一目瞭然です。
三技を組み合わせると ──「した感」のある優しさが完成する
ウィンター優し気三技の3つを順に積み重ねると、「メイクした感」を保ちつつ、優しい印象になります。
- 赤リップ重ね:唇に深みのあるピンクを作る
- ピンク囲み目:目元の輪郭を柔らかくする
- ブラウンマスカラ:目元の強さを和らげる
この3つを揃えると、「化粧してないように見える幸薄さ」も、「強くて怖い印象」も避けられます。ちょうどよく仕上がった優しさが手に入ります。
ウィンターさんの優しさ ──診断は「常識」ではない
ここまで、ウィンター=強いメイクという常識への対案を語ってきました。最後に大事なことを伝えます。
パーソナルカラー診断は、似合う色の方向性を教えてくれる便利な道具ですが、「あなたはこういうメイクをしなさい」という命令ではありません。ウィンターさんが優しく見せたいなら、優しく見せていい。サマーさんがかっこよく見せたいなら、かっこよく見せていい。
パーソナルカラー×メイクの「効かせどころ」で解説していますが、診断結果はあくまで最後のスパイスとして使うものです。なりたい印象が先にあって、それを実現するために診断結果を活用する──この順番が、診断に縛られないメイクを楽しむための核となる考え方です。
ウィンターさんは優しい人が多いという印象もあります。「強い」と言われ続けて窮屈に感じてきた方こそ、ぜひ優し気三技を試してみてください。
まとめ ──ウィンター優し気三技は、なりたい自分への道具
ウィンター優し気三技を、優しく見せたい朝のチェックリストとして並べてみると、こんな感じです。
ひとつ、赤リップ重ね:濃い赤→ティッシュオフ→ピンクの3段階で深みのあるピンクを作る。
ふたつ、ピンク囲み目:上下まぶたにピンクを広げ、バーガンディ+オレンジで締める。
みっつ、ブラウンマスカラ:黒の代わりにダークブラウンorバーガンディブラウンを選ぶ。
応用編として、メガネを服のように着替えて使うことで、優しさの幅をさらに広げられます。
「強い」と言われ続けてきたウィンターさんへ、サリーから伝えたいのは、診断は道具であって、あなたを縛るものではないということ。優しく見せたい日は、ぜひ三技を順に試してみてください。鏡の前で、これまでとは違うあなたに出会えます。
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- パーソナルカラー×メイクの「効かせどころ」
- メガネメイク三段法|色合わせ・アイメイク・レンズ補正で仕上げる
- 黄金比メイクと人相関数
よくあるご質問
- Q. ウィンター優し気三技とは何ですか?
- A. パーソナルカラー診断でウィンターと言われた方が、優しく見えるメイクを作るための「赤リップ重ね・ピンク囲み目・ブラウンマスカラ」の3つの技を指す、美美Style独自の整理です。「ウィンター=強いメイク」という常識への対案として、ウィンターさんが柔らかい印象を出したいときに使えるテクニックを3つにまとめています。
- Q. ウィンターなのにピンクリップは似合わないと言われました。
- A. ピンクリップを単独で塗るとウィンターさんの肌から浮きやすいため、「似合わない」と感じる方が多いのは事実です。けれど、濃い赤リップを塗ってティッシュオフし、その上からピンクリップを重ねると、深みのある血色のいいピンクになります。この3段階の重ね塗りを試してみてください。
- Q. ウィンターさんが優しく見せたいときの色の選び方は?
- A. アイメイクはピンク・バーガンディ・オレンジの組み合わせが優し気メイクの鉄板です。マスカラはダークブラウンかバーガンディブラウンを選びます。明るすぎる茶色は肌から浮くので、深みのある茶色を選ぶのがコツです。
- Q. なぜブラウンマスカラなのですか?
- A. ウィンターさんに黒マスカラはとても似合うのですが、目元の強さが際立ちます。優しく見せたい日には逆効果になりがちで、せっかく赤リップ重ねやピンク囲み目で作った柔らかさが消えてしまいます。ブラウンマスカラに変えるだけで目元の主張が一段抑えられ、優し気のバランスが取れます。
- Q. メガネが優しいメイクに役立つと書かれていますが、本当ですか?
- A. 本当です。メガネのフレームがアイラインの代わりに目元を引き締めてくれるため、アイメイクをさらに薄めにできる余裕が生まれます。これが「優しさ」の余白になります。カラコンで目元を強調する選択肢の逆で、メガネを「服のように着替えて使う」発想がおすすめです。
- Q. パーソナルカラー診断とメイクの相談はできますか?
- A. はい、パーソナルカラー診断とメイクレッスンを組み合わせてご相談を承っています。診断結果を踏まえつつ、なりたい印象に合わせたメイクの組み立て方を一緒に考えていきます。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。