メンズメガネ三選び
──「形」「太さ」「素材」
「10年同じメタルフレームのオーバルを愛用してきたのに、最近、写真で見るとメガネだけ古く見える」「自分だけ昭和に見える」――札幌・清田区でメーカー営業をされているGさん(52歳)からのご相談です。黒髪で白髪はまだ少なめ、フレームは何も変えていない。なのに古さが出る。家族写真や名刺交換の場面で、ふと「自分だけ時代に取り残されている気がする」と感じたことはありませんか? フレームは同じなのに、なぜでしょう?
ここで美美Styleが提案するのが、メンズメガネ三選び──「形」「太さ」「素材」の3点で選び直すだけ。サリーの相談室には外回りの営業職の男性もいらっしゃいますが、メガネ1本で「別人ですか?」と言われるほど印象が変わります。白髪が出てきた方は姉妹編「白髪メガネ三見直し」、装い全体は「ロマンスグレー三小物」もどうぞ。
PR歴ゼロ・案件歴ゼロ・メガネ歴25年のアラフォー美容家サリーが、相談室で繰り返し伝える「メガネは顔の中でいちばん大きな家具。10年替えなければ、顔ごと10年前で止まる」という持論、ここに公開!(笑)
なぜ同じメガネが「古く・老けて」見えるのか
フレームは同じなのに古く見えるのには、こんな理由があります。いちばん大きいのは、52歳の今のフェイスライン(肉付き)の変化に対して、メガネの縦幅が細すぎること。10年前の細いオーバルは、当時のすっきりした顔には似合っていました。けれど50代を迎えて顔まわりに少し丸みが出ると、細いレンズでは顔の「縦の余白」が埋まらず、間延びして見えてしまうのです。
サリーの観察では、原因は顔でも年齢でもなく「メガネだけが時代と顔の変化に取り残されている」こと。なぜ、自分ではなかなか気づけないのでしょうか? それは、毎日鏡で見ている自分の顔には少しずつ慣れてしまうからです。ところが写真は、その「少しずつの変化」を一枚で突きつけてきます。10年前の自分の顔と、今の顔は、肌のハリも輪郭も、髪のボリュームもまるで違う。なのにメガネだけが10年前のまま。だから写真の中で、フレームだけが浮いて「自分だけ昭和」に見えるのです。道具としてはまだ使えても、印象としては完全に「平成初期で止まったデザイン」。これが古く見える正体です。似合う形やサイズ感の土台は「骨格診断は色・素材・デザインの三要素で考える」が男性にも役立ちます。
第一の選び ──「形」:縦幅のある「ボスリントン」へ
最初に変えるべきは形、そして鍵は縦幅です。では、たくさんの形から何を選べばいいのでしょうか? サリーの一推しは「ボスリントン」。四角いウェリントンと丸いボストンを足して2で割ったような、今いちばんビジネスマンに人気の形です。
- 狙い:レンズの縦幅を今より広げ、顔の縦の余白(間延び感)を埋める
- 効果:縦幅があるぶんアゴまわりまですっきり小顔に見え、間延びした古さが消える
- 両立:上辺が直線的で「仕事ができるシャープな知性」を残しつつ、下半分の丸みで「話を聞いてくれそうな安心感」も同時に出る
直線で信頼感、丸みで親しみ。営業職にとって、この両立はそのまま武器になります。完全に丸いボストンまでいくと優しすぎて少し頼りなく見えることもあるので、ビジネスの場では「上辺は直線、下は丸み」のボスリントンがちょうどいい塩梅です。お店で試すときは、フレームの上辺が眉のラインとほぼ平行になり、レンズの上下にゆとりがあるかを鏡で確認してみてください。眉とフレームが空きすぎると顔が間延びし、詰まりすぎると重く見えます。ボスリントンは多くのアイウェアブランドが定番として揃えているので、選択肢が豊富で、価格帯も幅広く見つかります。まずは試着で、縦幅のある一本を顔にのせてみてください。
第二の選び ──「太さ」:糸のような細さを卒業する
次は太さ。10年使ってきた糸のように細いメタルは、ここで卒業します。では、どこまで太くすればいいのでしょうか? 答えは「中細〜中太」。若者のような極太の黒縁までいく必要はなく、存在感はあるけれど顔を邪魔しない太さが正解です。
- 狙い:顔の上にカチッとした新しいフレーム(骨格)を一本描く
- 効果:適度な太さがあると、50代の目元に出やすい疲れや目尻の影をフレームのフチがカモフラージュしてくれる
- 写真映え:目元がハッキリ力強く写り、生き生きとした若々しい印象に変わる
細すぎるフレームは、目元の頼りなさをそのまま見せてしまいます。少し太さを足すだけで、顔に芯が通ります。とくに外回りの営業職は、初対面の数秒で印象が決まる場面の連続。中細〜中太のフレームが顔に一本の「芯」を描いてくれると、第一印象から「きちんとした人」「頼れる人」という空気が伝わりやすくなります。太さは、ただの好みではなく、信頼を運ぶ道具でもあるのです。
第三の選び ──「素材」:コンビネーションで「安っぽさ」を消す
最後は素材。ここが、営業マンとしての「安っぽく見せない風格」を左右する最大の鍵だとサリーは言います。一推しは、フロントが上品なプラスチック素材で、ブリッジやツルが細いチタンになった「異素材コンビネーション」。
- 狙い:プラスチックの「今どきの洗練感」と、金属の「高級感・誠実さ」を一本で両取りする
- 対抗馬:全体が金属派なら、ギラギラした光沢のシルバーではなく、光沢を抑えた「ハーフマットのダークネイビー」やチタングレーを
- 効果:肌馴染みがよく、落ち着いた大人の渋さが出る。安っぽさが消え、佇まいに格が宿る
素材ひとつで、同じ形でも「量販店の一本」か「こだわりの一本」かが分かれます。外回りで人と会う機会が多い営業職ほど、ここはケチらないほうがいい場所。フロントのプラスチックが顔に柔らかく馴染み、ツルのチタンが横顔に上質な光を一筋通す――この組み合わせが、スーツにもジャケパンにも品よく収まります。色で迷ったら、まずはダークネイビーが鉄板です。黒ほど強く出ず、それでいて顔まわりをきりっと引き締め、スーツの紺ともジャケットの紺とも喧嘩しません。営業マンの「誠実そう」「信頼できそう」という第一印象を、いちばん底上げしてくれる色でもあります。チャコールグレーも同じく万能で、ネイビーが少し堅いと感じる日のジャケパンスタイルによく馴染みます。迷ったらこの2色から選べば、まず外しません。
補論 ──買い替えのサインと、「信頼感×若見え」の両立
メガネは顔の中の家具。家具に寿命があるように、メガネにも買い替えのサインがあります。2〜3年でレンズのコーティングが剥がれて細かい傷が増え、プラスチックは皮脂や汗で白く変色しはじめます(これは清潔感を第一とする大人にとって、いちばん避けたいポイント)。5年でトレンドが変わり、当時の流行が「ちょっと前のデザイン」に見えはじめる。そして10年は、髪・肌・輪郭のすべてが変わる「顔のステージ大激変」のサインです。10年同じなら、道具として優秀でも、印象としては今すぐ見直すとき。サリーが繰り返し伝えるのは、メガネこそ「自分のはまだ大丈夫が一番危ない」ということ。気に入って長く使えているからこそ、変化に気づきにくいのです。
営業職で多い「信頼感と若見え、どっちを取るか」というお悩みも、じつは両立できます。信頼感は「形と色」で担保し(直線的なボスリントンと、ダークネイビーやチャコールグレー)、若見えは「素材のツヤと縦幅」で補給する(チタンの輝きをmix、トレンドの縦の深さを取り入れる)。引っ張り合うのではなく、担当パーツを分ければいいのです。「若く見せたいけど、軽薄に見られたくない」――その綱渡りこそ、メガネがいちばん得意な仕事。メガネ歴25年のサリーいわく、「フレームは、信頼と若さを同時に背負える数少ない小物」なんです(笑)。男性の白髪が出てきたら「白髪メガネ三見直し」、休日のデニムは「大人デニム三鉄則」もどうぞ。
まとめ ──メンズメガネ三選びで、写真の「昭和」を卒業する
写真でメガネだけ古く見える――そんな50代男性が選び直す3点を、並べてみるとこうなります。
ひとつ、形:縦幅のあるボスリントンへ。間延びを消し、信頼感と親しみを両立。
ふたつ、太さ:糸のような細さを卒業し、中細〜中太へ。目元の疲れをフチがカバー。
みっつ、素材:セル×チタンのコンビネーションへ。安っぽさを消し、格を宿す。
15年も細身シルバーのスクエアを愛用していた大手インフラ営業部長のAさん(53歳)は、「営業マンは目立たず真面目が一番」と地味なフレームを貫いた結果、部下から「いつもピリピリして話しかけづらい」「頑固そう」と一歩引かれていました。それをダークネイビーの細身ボスリントンへ。出社した瞬間オフィスがざわつき、女性部下から「別人かと思いました!」、クライアント役員からも「モダンでスマートになられた」と評価が急上昇し、社内外のやり取りが一気に円滑になりました。フチなしのオーバルで「覇気がない」「元気がなさそう」と商談で見られていた精密機器の技術営業Bさん(51歳)は、あえてフチを出す逆張りで、肉厚のマットチャコールグレーのウェリントンへ。目元の影が消えて目力が復活し、「10歳若返ってエネルギーがすごい」「説明に説得力がある」と評価が一変しました。メガネは顔の中でいちばん大きな家具。1本替えるだけで、写真の「昭和」は卒業できる――それがメガネ歴25年のサリーの結論です。似合う形と色の見極めは「パーソナルカラー×メイク」とあわせて、まずはお茶会でご相談ください。
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よくあるご質問
- Q. メンズメガネ三選びとは何ですか?
- A. 眼鏡が古く・老けて見えるとき、「形」「太さ」「素材」の3点で選び直す、美美Styleの考え方です。縦幅のある形、中細〜中太の太さ、コンビネーション素材を押さえると、写真の「昭和」が卒業できます。
- Q. フレームは同じなのに、なぜ急に古く見えるのですか?
- A. 50代で顔まわりに丸みが出るのに、10年前の細いフレームは縦幅が足りず、顔の余白が間延びして見えるためです。老けたのではなく、メガネが顔と時代の変化に取り残されているだけです。
- Q. 営業職です。信頼感と若見えは両立できますか?
- A. できます。信頼感は「形と色」(直線的なボスリントン、ダークネイビーやチャコールグレー)、若見えは「素材のツヤと縦幅」(チタンの輝き、トレンドの縦の深さ)と、担当パーツを分ければ引っ張り合いません。
- Q. メガネの買い替えのサインはありますか?
- A. 2〜3年でレンズのコーティング劣化やフレームの白化、5年でトレンドの変わり目、10年で顔のステージの大激変です。10年同じなら、道具として使えても印象は今すぐ見直すサインです。
- Q. 黒縁にしたほうがいいですか?
- A. 必ずしも黒縁である必要はありません。営業職なら、ダークネイビーやチャコールグレーのボスリントンが、誠実さと洗練を両立しておすすめです。全体が金属派なら、光沢を抑えたハーフマットのチタンを選んでください。
- Q. 男性も似合うメガネの相談はできますか?
- A. はい、男性のパーソナルカラー診断と骨格・お顔立ちのヒアリング・アドバイスにも対応しています。お顔の変化に合わせて、形・太さ・素材を一緒に選びます。詳しくは美美サービスのページをご覧ください。
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